職場が変われば同僚・上司も変わる。
それなのに、趣味の合う人が何人もいるって奇跡かもしれない。
歓送迎会でイイカンジにほろ酔いになった結果、映画鑑賞・演劇鑑賞・読書あたりの趣味について、熱く語った記憶があります。
結果。同士多数発見(万歳!)
で、面白い本があるから、と貸していただきました。
通勤は片道20分の電車を含むので(そして、最寄り駅からだとほぼ確実に座れる)、読書時間の確保はかなり簡単。
好むジャンルがかなりかけ離れていたので、新地開拓とお借りしたのですが、ツボ!
こんなにはまるとは思わなかった。というか、何度も読み返して飽き足らず、自分で購入してしまいました。
『チャリング・クロス街84番地』 ヘレーン・ハンフ著、江藤淳訳
中公文庫から1984年の出版です。
現在でも普通に市場に出回っている、その理由がすごくよくわかる。
1949年、戦後間もないイギリスの古書店に、大西洋を越えたアメリカから一通の書簡が届く。
古本を注文するその手紙から始まった、商売を超えた友情の物語!
あらすじ説明はこんな感じでしょうか。
物語、といっても、書簡集の体裁をとっています。というかこれ、もしかして実際のやりとり?
創作でも事実でもかまわない、飽きない! 面白い!
戦後すぐのアメリカの経済力とか、イギリスの経済的苦境とか、そういった歴史背景を知ってれば尚たのしめるかも?
次の更新は、連載の続きか短編か未定ですが、近いうちに!
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