あけましておめでとうございます。
一月滑り込みで更新しました。
ついでに新年のご挨拶も、旧暦のほうでということでご寛恕ください。
久しぶりにノリだけで書き上げた短編です。
ヤマもなければオチもありませんが、私同様ノリで楽しんでいただければ幸いです。
というか、先日来の読書傾向が如実に現れているような気もします、これ。
西尾維新、初めて読みました。
読まず嫌い、というか、手を着けたことがなかったんですが、これはこれで面白いじゃないか。
テンポとかいろいろ、インパクトがありすぎる。
あとは、辻仁成著『代筆屋』。こっちは本屋でタイトルに惹かれて。
辻仁成作品の既読は『冷静と情熱のあいだ』のみ、こちらもあまり好みではなかったはずなのに。
泣かされましたよコンチクショウ。
浅田次郎『壬生義士伝』で泣かされたときに匹敵する悔しさです。
最後、森見登美彦著『夜は短し歩けよ乙女』
文庫に落ちるの待っての初読です。
出だしにけっつまずいたことを白状するとして、面白かったのは事実です。
これも、たぶん2年前だったら買わなかったし読まなかったかな。
あと、ドストエフスキー著『カラマーゾフの兄弟』
再読っちゃ再読ですが、高校の時分に世界名作ナンタラで読んだだけなんで、亀山先生の訳本では初めてですね。
これがベストセラーになった理由が良く分かる!
古典文学として読んだときの躓き部分が解消されてる!
ストーリーの面白さにたどり着くまでの作法的な難解さがクリアされてる!
賞賛したいのは、アレだ、愛称の統一。誰が誰だかわからねーよ、な一人の名前が5個、なんて事態がすっきり整理されてるだけでも分かりやすい!
アグラフェーナの愛称がどうなったらグルーシェニカになるのかだけは、どうも納得いかないですが。
カラマーゾフの兄弟に関しては、先日宝塚雪組の舞台を見ることも出来たし、それの影響も強いかも。
ずーっと「大審問官」が音楽で流れてるよ!
そんなこんなですが、二月も短編のほうを更新できると思います。
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